「玲奈はさ、今でも アイツと付き合ってんの?」 アイツ… それはきっと優樹のことだと思う。 「付き合ってるよ」 「…そっか。一緒に登校したり しないのか?」 「登校…」 してたよ、昨日までは。 本当は… 今日だって登校したかったよ。 あたしが今にも 泣きそうになったのを 気付いたのか、涼は あたしの腕をぐいっと引っ張って 人気のない屋上に 連れて行ってくれたんだ。