「私、海行きたいから。じゃっ。」 「海!?いいねー!!!」 「いや、そういう意味じゃ…」 __________ガシッ 苓生はまた私の手を強くつかんだ。 「俺、これでも車の免許もってるんだ~」 「私、一緒に行くなんて言ってない。」 「なぎさは、本当に俺の事…嫌い?」 「・・・・。」 寂しそうな彼の質問に答えることができなかった。