「よくそんなで高校入れたな。 でもお前と付き合ってくれる男子はいないんだろ?」 まだブサイクなら…。 でも彼氏関係まで出してくるとは! でも、おあいにくさま、 「私にもちゃんと彼氏いるもんねーだ!」 そう言って私は優ちゃん家の玄関から出て行った。 誰も気づかなかったが、 優斗は眉をあげた。 亜紀に彼氏がいることは想定外だったのだ。