誠を通して見たもの…

「……何が可笑しい」



漸く心を落ち着かせたのか最後にフーッと長く細くゆっくりと紫煙を吐き出すとやっと私と目を合わせた。



「いえ、別に。

当たらずも遠からず、ですか?」



「……いや、だいたい当たってる」



苦虫を噛み潰したかのような顔をする土方さんに私はしてやったりだ。



「これで、私が先の時代から来たと信じれますか?」



「フッ、芹沢のことだけじゃ証拠にならねぇな。

芹沢の死から二月経とうとしてんだ。

調べりゃあ判るもんだ」



やっぱりね
そう来るだろうと思ったよ
ちゃっちゃっと信用してもらおうと思って新撰組最大の秘密を言ってやったのに…
私をバカにしたような余裕な顔して何かムカつく…
こうなったら言わないでおこうと思ってたこと言ってやる…