しかし、来るであろう痛みを待っても一向にやって来る気配が無い。それどころか動きが止まったように思える。
不審に思い、恐る恐る目を開けると沖田さんが刀を振り翳した状態で制止していた。
沖田さんは私が目を開けたのを確認すると、畳の上に転がっている鞘を拾い抜き身の刀を納めた。
「…斬りませんよ。
いくら僕でも、こんなに震え怯える女子は斬れません」
「…えっ?」
「ほら、こんなに手が震えてる」
沖田さんは自分の両手でそっと私の両手を握った。その手はとても温かくて、先ほどまで刀を握っていた人の手とは思えないくらい優しかった。
沖田さんに握られてる私の両手に視線を移せば微かに震えていた。
「ごめんね。
貴女が斬れだなんて言うからつい…」
眉根を下げて謝る沖田さんに私は必死に頭を横に振った。
仕掛けたのは私。
貴方が謝る必要なんて無い。
「僕は君の話信じるよ」
そして沖田さんはもう一度私に「怖がらせてごめんね」と謝るとそっと私の頭を撫でた。
不審に思い、恐る恐る目を開けると沖田さんが刀を振り翳した状態で制止していた。
沖田さんは私が目を開けたのを確認すると、畳の上に転がっている鞘を拾い抜き身の刀を納めた。
「…斬りませんよ。
いくら僕でも、こんなに震え怯える女子は斬れません」
「…えっ?」
「ほら、こんなに手が震えてる」
沖田さんは自分の両手でそっと私の両手を握った。その手はとても温かくて、先ほどまで刀を握っていた人の手とは思えないくらい優しかった。
沖田さんに握られてる私の両手に視線を移せば微かに震えていた。
「ごめんね。
貴女が斬れだなんて言うからつい…」
眉根を下げて謝る沖田さんに私は必死に頭を横に振った。
仕掛けたのは私。
貴方が謝る必要なんて無い。
「僕は君の話信じるよ」
そして沖田さんはもう一度私に「怖がらせてごめんね」と謝るとそっと私の頭を撫でた。
