「うっし‼‼

んじゃぁ支度すっかぁ‼‼」

「は??」

「早めにしないとな♪

早いんだろ??」

「あ…うん」

って‼‼

まだ龍大学が…。

卒業してないジャン‼

「龍‼‼

大学どうすんのよ!?」

「東京にだって

俺の行けるところはある。

そっちでも大丈夫だろ」

あたしのために…??

龍には

感謝しっぱなしだ。

「ありがと‼

龍♪」

「…帰るぞ」

ちょっと照れた顔して

車に乗った。


「龍…

あたしの為に夢…

諦めないでね??」

「諦めてねぇよ‼

大丈夫だから。

余計な心配すんなっ」