「…歌手??」 「うん。」 「じゃあここら辺でも… 大丈夫だろ??」 違う。 ダメなんだよ 龍。 「あたしね?? 一生を音楽に捧げるの」 「は…??」 「あたしが… お兄ちゃんの代わりに… 夢をかなえるのっ・・・」 「兄貴の為??」 あたしには… お兄ちゃんがいた。 今はもう他界した… かっこいいお兄ちゃんが。