「お前・・ ここから離れるんだろ??」 「うん」 「専門学校… 行っちゃうんだろ??」 「ん…」 「俺ら… 離れなきゃなんないの??」 「……」 それ… 考えてなかった。 専門学校に受かった。 ただそれだけで 浮かれていたから…… 「龍っ・・・」 「どこ?? なんの専門学校なんだよ??」 「……音楽。 あたし将来… 歌手になりたいの」