「大丈夫??」

声をかけてくれた

1人の男性。

振り向くと…

ちょっと身長は低めでも

すっごいイケメンで…。

固まってしまった。

「あ…あの??」

「あ‼‼だだだだ…

大丈夫です‼‼

今から服、買いに行くので‼‼」

「え…??

そのままで入るつもり??」

「あ…」

そうだった。

びしょ濡れじゃん…

あたし。

うわ――…。

マジで困ったな。

「俺…

買ってきてあげようか??」

「え!?いやいや…

そんな‼いいですよ‼‼」

「良いって。

そこらへんで休んでて。」

そう言うと男の人は

走ってどこかへ行ってしまった。