「ヤバい」 「ぇ??」 「遅刻だっ」 「はぁ!?」 「龍‼ 車‼早く車出して‼」 「おっ……おぅ‼」 落ち着きすぎて 時間間隔が…。 ヤバいよ~ 遅刻したら… 落ちちゃうかもしれないのにっ 「大丈夫だって。 間に合うからさ」 あたしの心情を読みとって あたしに話す龍。 「そうだよね」 「うっし‼ 行くぞ‼」 そう言ってあたしは 少しずつ緊張感を持ちながら 事務所へと向かった。