次の日、私はキャリーバック 片手に薫くんの家の前に たっていた。 お母さんと優香里さんは すでに成田空港にいってしまった。 「はぁ」 ついついため息が 漏れてしまう。 高鳴る胸の鼓動を抑え 渡瀬家のインターホンを 押した。