みっくすじゅーす

「・・・・はぁ。」

いきなり深いため息をつき、うなだれる李斗。

そんなに!?そんなにキモいか俺!!

そりゃさー、ドレスの丈短いから太い足見えちゃうし、髪はいつもみたく短くないけどさ?

そんな反応しなくてもいいじゃないかっ!


「そ、そんなに変?」


「・・・・予想どうりっつーか・・・予想以上っつーか・・・。」

ブツブツと何かを言っている。

きっと俺の悪口だな。ごめんよ李斗。

「あーーーっ!もう、そんなに言うなら脱ぐよ!ほかの女の子に着てもらったら!?」

やけになって、俺は服に手をかけた。すると、いきなり李斗に腕を引っ張られた。


「ぎゃっ!?」

ボスっ、と李斗の腕の中に収まる俺。

な、なに!?何が起きてんの!?


「お前鈍感すぎ。てか、似合いすぎ。やっべ・・・露出多すぎたか・・?」

耳元で言わないでください!

「て、いうか!なんでドレスなんだよ!!!」


ぐいっ!と李斗をおす。

「あ?」

お前知らねーの?みたいな目で睨まないで!


「親睦会で着るんだろーが。馬鹿か。」


馬鹿ですよ?!バカですいませんね!


心の中で反抗している俺。悲しいな。



「・・・頭と顔はあいつにまかせりゃいっか。」


ブツブツと考え込んでいる李斗。

俺は、そ〜っと部屋を出て、自分の部屋に戻った。


そして、ドレスを脱ぎいつもの服に着替えた。



「だあっ!!かつら暑い!蒸れる!」

ドレスとか初めて着たし・・・

スカート久しぶりだったし・・・

李斗が変だし・・・


「うぁああっ!もう!」