ふと、中学のときの制服をおもいだした。



中学の時は、黒いセーラー服だった。



「着てみよっか・・・な。」


いつか、また女の子の格好する時が来るかも!っと思って、


髪を切る前にしてた髪型のウィッグを俺は持ってきていた。





「うっわー・・・久しぶりだな。この長さ。」



今の俺の格好は、黒髪のロング(肩より少し長い)で前髪はぱっつん。
そして、黒いセーラー服。膝上の黒いスカート。



「きゃーっ!懐かしいっ!」



「ゆ・・・・い?」




はっ!と、ドアの方をみると、




「りょ、涼!?」



また君か!と場違いなことを思ってしまった俺。


まぁ、もう涼は俺が女だって知ってるからいいんだけれど・・・・




「・・・・李斗に陸。」



にもバレたことは・・・・




「あーらら。バレちゃったねぇ。」


隼は、楽しそうにしている。



「唯・・・おまっ・・・女?」


驚愕の表情を浮かべる李斗。


「唯・・・くん。」


どこか、さみしそうなだけど、なぜか嬉しそうな顔をしている陸。



「あ、あは?」




さて、




お母さん。





私はいったいどうすればいいと思う?