「で、なんで五人目なんているのですか?」
と涼の方を見て聞く。
「お、俺!?俺に聞くの!?」
慌てまくる涼。
「・・・。」
黙り込む隼。
「そんなの校長に聞かなきゃわかんないんじゃない?」
いつもの笑顔で言う陸。
だけどどこか黒い。
悪魔降臨か!?
「てか、部屋ねぇよな?」
そういえばという顔で言う李斗。
「はぁ。」
深いため息を吐く俺。
「・・・唯くん。」
いきなり隼が俺を呼んだ。
「なに?」
「あのね、僕理事長の息子なんだ。」
一瞬にして空気がかわった。
「・・・そうなの?」
理事長・・・ってことは一番のお偉いさん?
てことは・・・・
あの手紙の差出人?
あ、思い出しただけでイライラしてきた。
「うん。本当の息子じゃないんだけど。だって苗字違うじゃん?」
ふわっと微笑む隼。
だけどどこか寂しそう。
「てことは、理事長直々の命令・・・ってこと?」
冷静に言う陸。
いつもの陸じゃないみたい。
「まぁ、そうなるかな。部屋は明日までに作るんだってさ。」
さらっと冷ややかな笑みで言う隼。
表情がコロコロ変わってなんだかこわい。
「ご迷惑お掛けいたします。」
そう言って部屋を出た。
「っと。唯くん。」
ちょっとこっちに来て、と手招きされた。
近寄っていくと、
「僕、君の事情知ってるんだよね。」
と低く耳元で言われた。
「っ!!」
逃げようとしたけど腕をつかまれた。
「逃げるなんて無理。バラされたくなかったら僕のいうことを聞くんだね。」
不敵な笑みで言う隼。
怖い・・・。
「ふっ・・・楽しみにしといて?唯チャン?」
楽しむような目で俺を見る。
「っ・・・」
隼が出ていったあと、
その場に座り込んでしまった。
俺の頭の中は“どうしよう”で埋め尽くされている。
涼に・・・・言わない方が・・・・いいのかな?
と涼の方を見て聞く。
「お、俺!?俺に聞くの!?」
慌てまくる涼。
「・・・。」
黙り込む隼。
「そんなの校長に聞かなきゃわかんないんじゃない?」
いつもの笑顔で言う陸。
だけどどこか黒い。
悪魔降臨か!?
「てか、部屋ねぇよな?」
そういえばという顔で言う李斗。
「はぁ。」
深いため息を吐く俺。
「・・・唯くん。」
いきなり隼が俺を呼んだ。
「なに?」
「あのね、僕理事長の息子なんだ。」
一瞬にして空気がかわった。
「・・・そうなの?」
理事長・・・ってことは一番のお偉いさん?
てことは・・・・
あの手紙の差出人?
あ、思い出しただけでイライラしてきた。
「うん。本当の息子じゃないんだけど。だって苗字違うじゃん?」
ふわっと微笑む隼。
だけどどこか寂しそう。
「てことは、理事長直々の命令・・・ってこと?」
冷静に言う陸。
いつもの陸じゃないみたい。
「まぁ、そうなるかな。部屋は明日までに作るんだってさ。」
さらっと冷ややかな笑みで言う隼。
表情がコロコロ変わってなんだかこわい。
「ご迷惑お掛けいたします。」
そう言って部屋を出た。
「っと。唯くん。」
ちょっとこっちに来て、と手招きされた。
近寄っていくと、
「僕、君の事情知ってるんだよね。」
と低く耳元で言われた。
「っ!!」
逃げようとしたけど腕をつかまれた。
「逃げるなんて無理。バラされたくなかったら僕のいうことを聞くんだね。」
不敵な笑みで言う隼。
怖い・・・。
「ふっ・・・楽しみにしといて?唯チャン?」
楽しむような目で俺を見る。
「っ・・・」
隼が出ていったあと、
その場に座り込んでしまった。
俺の頭の中は“どうしよう”で埋め尽くされている。
涼に・・・・言わない方が・・・・いいのかな?

