次の日起きると由香はもう起きとった。
そして
「だ、誰ですか…??」
怯えたように俺に聞いてきた。
そんなに酔ってたんやぁ。
「宏人のダチの啓太。
泊めてやっただけやから。」
まさか勘違いはしないよな…??
「泊めてくれてありがとう!!」
にっこり笑った由香は俺の中の
太陽やと思った。
「…っ。」
「どうかした??」
「いや…なんでもあらへんで!」
「あたし、由香ってゆうから!」
「由香な。俺のこと
呼び捨てしてええから」
「んじゃ啓太で!!!」
「ああ」
少し沈黙が起きた。