入学式が無事終わり
みんなは教室へと向かっていた。




私は未だに両手で前髪を押さえていながら歩いていた。





「ヒナコ、ちゃんと前見て
歩かないと危ない…って」







「うーん…」







ドンッ!!









あれ?前に進めない…
てゆうか、誰かにぶつかった…?







恐る恐る、顔を上に向ける…。








そこには、今までに見たことないぐらいの美少年が立っていた。






「(うわ〜綺麗な顔…)」