彼は私を見たことがある、
とでも言うような目で見ていた。
私、あの人に会ったことあるっけ?
うーん…
覚えがないなぁ(--;)
山『じゃあ岡田さんの席は…
廊下側の列の一番後ろね。』
『わかりました。』
そうして私の左隣は小早川啓大君、
前は増岡澪実ちゃん。
-昼休み-
小『ねぇねぇ、岡田さん!』
小早川君は私にちょくちょく話しかけてくる。
こばけーって呼んでって言ってくれたからそうやって呼ぼう。
増『私は増岡澪実。
レミ、って呼んで^^』
そう言ってくしゃっと笑う。
あ、澪実ちゃん可愛い。
澪実ちゃんは大人しくて
清楚なイメージ。
私は思い切って澪実ちゃんにさっきから気になっていることを聞いてみた。
『ねぇ、澪実ちゃん―』