バタン

戸を閉めた。

『はぁ…///
びっくりした…』

さっき起こった出来事を
振り返ると頭がパンクしそう。

だって
稽古から帰る途中に沖本君がいて

一緒に帰ったら
沖本君の妹にからかわれて

隣の家だって知って

沖本君とハモって

…みたいな。

夏南ちゃんってば
全く…///

そんな事を思い出していたら
インターフォンがなった。

ピーンポーン

『はい!』

ドアを開けると
夏南ちゃんが立っていた。

『夏南ちゃん
どうしたの?』

夏『お姉ちゃん、
一緒に夏南ん家でご飯食べようよ!』

『へ?』

夏『ほんとはお姉ちゃん家で
食べたかったけど
お母さんがうちに呼びなさい、
って言ったから^^
じゃあ早く早く!』

えええ!?