あれは白い雪の日。
俺は出会った。

それは白銀の世界の中
漆黒の髪をした少女が、1人。

“漆黒の白雪姫”
それが最も似合う、美少女だった。

俺はつい寒いのも忘れて
見とれてしまった。


あの日の出会いを
俺は絶対に忘れない。


雪の日の、遠い記憶。