『おなかすいた!』
1時頃に、彼にメール。
結局、午前はほぼ集中出来なかった。
『んじゃ、正面玄関へ〜』
すぐに彼からのメールを受け取り、財布と、携帯と、いつものメロンパンとライチティーを持って正面玄関へ赴く。
すぐに階段を降りてくる彼を視界に捕らえる。
その、ちょっと気怠そうな歩き方、すき。
今日もカッコイイです。
「超すれ違いでしたね」
「ですなぁー。そして君は今日も遅れたね」
「す…すみません……」
「べつにいーけどねー」
そんなことを言いながら、外へ出る。お盆を過ぎても、全く暑さは変わらない。
あと一ヶ月はこのままだろう。
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