「蓮~!!おっはよ~!!」


「おはよ♪蘭!!」



この頃までは蘭とは仲良くしていた。
1つ上の蘭とは入学式で校舎が広くて遅れてきた私は体育館の場所が分からなかった。
その時、生徒会だった蘭は優しく体育館の場所まで教えてくれた。

それからなにかと気にかけてくれて仲良くなった。
蘭は堅苦しいのが嫌いらしくて私にタメ口でいいと言ってくれた。



「蓮はほんとに綺麗よね~!!羨ましいわ~♪」


「そんな…。私より蘭のほうが綺麗だよ~♪」


「そんなことないって!!じゃあ、どっちが綺麗か聞いてみる~?」


「やだよ~。圧倒的に蘭のほうが綺麗だって分かりきってんじゃん!!」


「やってみなきゃ分かんないでしょ?」


「分かりきってるっての…。」