「いやぁ…。まさかそんなに溺愛してたとはな~!!俺も蓮は好きだがそこまではいってねぇしな?そのぶんお前ら兄弟はすげぇな?」



圭くんの別荘に着いてからもずっとその話を繰り返していた。
暁達は圭くんの別荘を見て驚いて固まっていたみたいだけど暁と怜太は私が引っ張って来た。



「暁!!怜太!!しっかりしてよ!!なにいつまでも固まってんの?」


「「あ…あぁ。うん。」」


「ハハッ!!ビックリしたか?」


「「は…はい。」」


「好きなだけ使っていいから。蓮!!あとであいつ来るってさ。」


「え?珍しいね?」


「な?珍しいよな?」



あいつが誰かって?

それは来てのお楽しみ♪
…でもヤバイかもしれない。
今は、暁もいるし…。
大丈夫かな?



「夜につくらしい。」


「暁達が来ること言ったの?」


「言わなかったよ?言わないほうが楽しいじゃん?あいつから話を聞いたけどなにかと面白いことになってるみたいだしね?」


ニヤッとして圭くんはウキウキしていた。
そんな圭くんに私は苦笑いしかできなかった。



「プール入ろうか?」


「あ、うん。楓?」



楓を呼びに行こうといつも楓が泊まる部屋に行った。