「でもよ~?俺あの頃の総長のほうが好きだわ。」


「あの頃?」


「あぁ。ほら総長が唯一俺達に紹介してくれた女の人いるじゃん?あの人を求め探してた時の総長のあの姿が俺は好き。」


「あぁ。それは分かる。」



唯一紹介してくれた女の人ってきっと蘭のことだよね?

ヤダッ!!聞きたくない!!
そう思って私は急いで携帯の音楽をイヤホンで大爆音で聴いていた。