「ん~…!!」



目を開けるとカーテンが閉まってなくて窓から入る太陽が眩しかった。



「眩しい…。」



漫画を読んでいて眠ってしまったのか楓の部屋で寝ていた。

…学校行かなきゃ。

起き上がってリビングに行った。



「おはよ~…。」


「「「「おはよ♪」」」」



席につくと朔兄ちゃんが朝ごはんを持ってきてくれた。



「早く食べちゃえよ?」


「ん~…。」


「そうだぞ?遅刻しちまうぞ?」


「ん~…。」


「蓮髪の毛入るよ?」


「ん~…。」


「早く食えよ。俺まで遅刻しちまう。」


「ん~…。」



あれ?なんか1人多くない?
そう思って部屋にいる奴を数えてみた。
朔兄ちゃん、紫、宗吾、楓。
なんだ、気のせいか…。


「…ってんなわけあるかぁぁぁぁ!?」


「「「「うお!?蓮?どーした!!」」」」


「なんで宗吾がいるの!?」


朝から宗吾が家に普通にいて朝ごはんを普通に食べていた。