いやいや、ちょっと待って。
なんで那美はそんな怪しそうな目を私に向けてるのかな?
「茄晦(なつ)のせいなんじゃないの~?」
はい?
なんで茄晦が出てくんの?
茄晦とは同じクラスの山河茄晦。
噂では私の事が好きらしい。
結構モテるし、イケメンだからあり得ないと思うんだけどね。
「なんで茄晦?」
「え?なんでって、そろそろ茄晦の事気になり始めたのかなぁ?と思って。」
「んなわけないでしょ!!」
なんでアイツの事で悩んで寝れませんでしたって......あり得ないって。
「えー。でも、彼氏として茄晦は最高条件ご揃ってると思うけどなぁ。」
そうかなぁ?
そう思いながら首を傾げる私を見て那美はため息をついていた。

