「え??」 抱き締められてるとわかったのは数秒たってからだった。 「ちょっと舜離して!」 あたしは舜から離れようと試みたけど男の舜にかなうわけはなく、逆に力強く抱き締められた。 舜??どーしたの??いつもの舜じゃない..... やめてよ。もっともっと好きになっちゃう..... 離れられないよ..... 「藍貴。このまま聞いて。」 そーいう舜の声は気のせいかもしれないけど、震えている気がした。 「ん。どーしたの??」