振り向いた瞬間、すぐ後ろに立っていたのは

ヨレヨレのトレーナーを着たいつものダサい和希だった。


「和希っ!」

「げっっ! 呼び捨てかよ」



やっぱりダサいよ、和希。

髪も長いのか短いのか中途半端、てか寝癖ヒドイよ、和希。

ヒゲもちゃんと剃れって、和希。

一回りも歳が離れているのに、大人の雰囲気ゼロだぞ、和希。



私が付き合った男たちとは比べられないほど

たいした奴じゃないけど


会った瞬間、

心臓が吹っ飛んで気絶しちゃうかと思った!!