好きで、好きで、好きで、私が私じゃ、無くなる。〔完〕

爽やかな風香る春が終わり

太陽の日差しが肌に突き刺す夏が過ぎ

いつの間にか

赤やオレンジが景色を染める秋になった。



もうその頃にはセンター試験に向けて

勉強漬けにも拍車がかかっていた。



無論、クラスでも受験する人なんて極少数で

さすがに気が滅入りそうだった。


「姫、今日も放課後、図書館に行こうよ」