「ぁりがとう…。」奈緒美は元気がなかった。「あらどうしたの?元気ないはね?なんかあったの?」お母さんがとっても心配そうに言う。「ううん。何でもない…。」やはり元気がない。「そう。大丈夫?悩み事はちゃんと言うのよ。」「うん。さっ食べよ!」奈緒美は他人には迷惑をかけないよう他人の前では明るくするようにした。「いっただっきまーす!」さっきとは別人のような明るさで食べ始める。でもやっぱり心の中では気になっていた…。むしゃむしゃ食べ続けること30分。「ごちそうさまー。おいしかったー。」あまりの美味しさにいっぱい食べていた。「じゃ先お風呂入るねー。」お風呂に入ると奈緒美は泣いている…。泣いて泣いて目が腫れるほど…。奈緒美はこれが最初で最後の恋にしようと決めた。顔をもう優稀を忘れようとさせるほど思いっきり洗った。
