「あーあ変な奴と隣になっちゃった…。」「噂では山崎優稀って結構なヤンキーだって。」「えー最悪ー…。」だけど奈緒美はちょっと優稀がどんな人か気になっていた…。もしかして本当はいい奴かも。そんなことを思いながら…。
キーンコーンカーンコーン。「あーあチャイム鳴っちゃった…。」「教室戻ろっか。」「うん。」奈緒美は席につく。優稀に話し掛けようと横をみると優稀がいない…。『どうしたんだろっ。』サボりか…。そんな事思ってるうちに
‐ガラガラ‐
「トイレ行ってましたー。」奈緒美はすぐ嘘だってわかった。「おー大丈夫か??無理すんなよ。」先生は全然気付いてない…。「イエース。」優稀はピースしながら言う。「じゃこれから入学式があるから…。」先生はしゃべってる。けど奈緒美は優稀に話し掛けようとする。いざ話し掛けようと横を見ると優稀の横顔が妙にカッコイくみえる…。『これって一目惚れ??』恥ずかしくなって前を向いてしまう。「はーいならべー。」『んもうめんどくさいなあ。』