「これから授業は作文を毎回取り入れていく、受験で作文は必須だからな」
「えぇ〜」
「俺作文できない」
「まぁその都度、その都度先生が添削してやるから大丈夫」
「どうせ厳しいんだろ、ヤダな〜」
「まず字を綺麗に書いてたらその時点で言うことが本来の1/3になるな」
「あとは?」
「漢字ミスだったり点や丸の位置」
「あとは?」
「段落構成、内容だな」
「どんなこと書けばいいの?」
「毎回テーマが提示される。それに沿ってだな、だいたい入試なら文章題があってその中から一部分が抽出されてそれが作文のテーマになる」
「ふ〜ん」
「文章題の内容を理解する理解力がなきゃ難しいぞ〜」
実際入試の作文のテーマなんて単純なものだ。
いかに柔軟に理解して書くかが必要なんだ。
作文は読んでて面白い、それぞれの個性がハッキリでる。
俺は夏休み明けが一番楽しみだったりする…

