「杏利さん、いらっしゃい」

夕方…ようやく大輝の実家に着いた。


「お久しぶりです」

「どうぞ上がって」

「お邪魔します」

予定なら昼にはもう着いてるはずだったのに、あれからずっと離して貰えずチェックアウトギリギリまでベッドの中…


「杏利さ〜ん‼」

「桜ちゃん、久しぶり」

「婚前旅行はどうでした?」

「楽しかったよ、桜ちゃんはもちろんクリスマスはどうだったの〜?」

「ま、まぁ…お陰様で///」