おはようございます。
朝です。
今日は学校がお休みです。
今日はおもいきってお昼まで寝ようかな。

「亜希!グッモーニン!!」

姉・美希が突然
ドアを思いっきり開けてきた。
ドアを開けて起こった風が
私の顔に当たってきた。

何だか寒い。


「いつまで寝てるの!?
 アンタは相変わらずのんびりだね」

のんびりだねって…。
そんなこと姉に言われたくないが。


「昨日のコト忘れたの?
 今日は大事な大事な日なんだよっ」


昨日のコト?
あっ!そうだ!もう忘れていた。
私今日からモデルになったんだ。
初日からこんな緩んでいたんじゃ駄目だ。

てか自分も自覚持たないといけないなぁ。


「ほらほら早く着替えて!!」

姉は無理矢理、私の服をタンスから
取り出す。

やっぱり私のタンスはダサい服しかない。
こんなダサい服を着ているモデルさんなんて
いないだろうな。

そう思いながら、服を着る。