次の日。
そう。この日が約束の日だ。
さっそく編集長に報告だ。


この日は凄くドキドキしていた。


この日は姉と一緒だ。
2人で一緒に行った方がいいと
姉が提案した。

出版社に訪れ、9階に登る。
そして、編集長室に着いた。
私は部屋のドアをノックした。

「どうぞ」

やはり編集長はこの中にいた。

「失礼します」

2人で部屋の中に入った。


編集長はこの前会ったあの時
と同じように椅子に座っていた。

「来てくれたのね。待っていたわよ。
 この前言ってくれたこと…
 もう決めてくれたかしら?」

「はい…決めました…
 
 私…