私たちは何も話さず
どんよりとした雰囲気になる。
他の人とテンションが明らかに違う。
気まずい。
このままだと時間が経つのが遅く感じて
だんだん気持ちが変になってしまう。
ファッションショーの日に備え
私はもっとテンションをあげていきたい。
それに私たちの関係を戻すため
勇気をもって話そう。
「…あの弥紗ちゃん」
すると弥紗ちゃんはすぐ
私の方に顔を向けてきた。
が表情が険しい。
もしかして怒っている?
それか機嫌が悪いのか?
でも私はココであきらめたくない。
「ファッションショーって
どんな感じなの?」
「…う~ん
まぁ人が多いね」
良かった会話がつながった!
私は安心した。


