心臓も弱まり、ペースメーカーを入れている体では、細かい検査まで出来ないため、皆でどうしようかと悩むことが多くなった。 そしてある日、朝方から私の父が祖父を看病していた時のことだった。 父が、祖父のベッドの横で小さな寝られる椅子を置き、眠っていたときだ。