「‥‥葉月?」 私はあなたの頬に触れました。 ―――――‥冷たい あなたの頬は触ってすぐにわかるほどに冷たくて 私は無意識に持っていた石を落としていました。 赤かった唇も 優しい瞳も そこにはなくて 息をすることなく 眠っているあなたがいました。 .