龍華ー一人の華ー

なんだバレてないじゃん。
ホッとして、胸を撫で下ろした。
安心して男の隣を横切ろうとしたら、

「覗きはいけないよ?高嶋桃ちゃん?」

と、私の前に立った。

「…え?」

ビックリして、顔をあげると、男はニコッと笑って、