龍華ー一人の華ー

「俺の名前は、秋本 晴。ハルって呼んでね?」

「うん。ハルは何年?」

「2年♪」

「そっか。」

私の1個上か。

「ん!!乗って?」

「ねぇ?」

「ん~?」

ハルは私にヘルメットを被せながら、返事をした。

「これから、どこ行くの?」

「…それは行ってのお楽しみ!!」

ハルはニコニコ笑いながら、バイクを走らせた。