「分かりました」



私はしぶしぶやることにした。




「やったー!!


 奏楽の食事はうまいからこれから毎日はしあわせだーーー!!!」





そう、ここは毎日の普通は女中さんがするようなことを


当番制でみんながやっている。



壬生浪士組の今はお金がなくて女中さんを雇えるほどじゃない。


しかも何を隠そうここは男所帯。(私がいるけど。)



洗濯はもちろん、料理をやったことがなく、


私が来る前はひどいありさまだったらしい。


ひどい時は、食中毒がでたり・・・と大変だったらしい。




一体どんな料理を作っているんだ・・・




まあ、そんなこんなで私が入隊してきて


少しはましになったけど・・・





いまだに、まずい時はまずく、私の料理が組一番!!




と評判になっているらしい。


ってか、毎日じゃないし。


怪我人がいなくなるまでだし。



でも、あの量を私一人で?


・・・はあ、うだうだ言っててもしょうがない。
明日から頑張ろう。