気づくと辺りは真っ暗でとても静かだった。


あれ?

ここは何処??

私は一体・・・?


そう思い、ふと、自分の手を見てみた。


え??

両手は真っ赤に染まり、それが下に滴り、
足元には真っ赤な水たまりができていた。


そして、そのまま目線を動かす。

そこには・・・


なに、これ・・・


みんな・・・!!!


「いやああぁぁぁあああ!!!」

顔を両手で覆い、そこに呆然と立ち尽くした。

動かした目線の先には


真っ赤に染まった血の海が広がっていた。


先が見えないくらい無限に。


その血の海の上に横たわっているのは---------



「はっ、はっ、は、ぁ…………」


私は勢いよく起き上がりあたりを見回した。


「夢か・・・」


そのことに気づき、安堵のため息をついた。


そうだよね、そう簡単にここのみんながさっきの夢みたいに--------


そう思い、はっ、と気づく。


今、何時!?