新撰組(仮)

「どうも何も、あと数日もすればあいつは戻ってくる。」




「だから、僕はそうだとは思えないんです!!」






その言葉に、土方の目が見開かれた。





「…奏楽ちゃんがもう戻ってこないような気がしてならないんです」



「どうして、そう思うんだ」




しかし、土方の変化に沖田は気が付かない




「自分でも分かりません。


 …でも、そう思えるんです。」





胸騒ぎがして、脳が、心が、そうじゃないかと叫んでいる。


心配で心配で仕方がない。





「総司、その浪士たちを捕縛した場所に案内しろ。」



「土方さん…!!」



「勘違いすんなよ。


 …俺は現状把握のためにだな」



「はいはい。

 言い訳は聞きませんから。」


「…」