「近藤さん、入るぞ。」
そして連れてこられた近藤さんの部屋。
勝手がわかっているのか土方さんは中から返事が返ってくるよりも前に襖に手をかけて開いた。
え?いくら昔馴染みだからと言ってそれで良いのか。
「おぉ、何回もすまないな、紫水君。」
勝手に入った土方さんに何も言わず、朗らかに笑顔を向けてくる近藤さん。
…良いのか、近藤さん…‼
「近藤さんはお人が良すぎるからね、土方さんの子供じみた暴挙なんて気にしないんだよ。」
私の隣には、いつの間にいたのかわからないが団子片手に土方さんを馬鹿にする沖田さんがいた。
え、なんで私の心の声が分かったんだ?
超能力者?
「てめっ、総司‼」
「こら、やめないか‼」
…うん、近藤さんも若干馬鹿にされてたのは気のせいだったんだろう。
うん、きっとそうだな。
「それで、紫水ちゃんの処遇、決まったんですよね?
どこに所属するんですか?
一番隊副隊長あたりですか?
または一番隊隊士?」
「なんでテメーはそこまで自分の隊に入れたがるんだよ。
副隊長なんて役職はねーだろうが。」
「紫水ちゃんのために作っちゃいましょうよ。
…それに、同じ隊だったら…
戦闘中に誤って斬り合いになってもなんら不思議はないですもん、ねー?紫水ちゃん?」
ねー?じゃないわ‼
こわい、やっぱこわい沖田さん‼
この人、私を本気で殺すつもりだ…‼
やっぱり一番隊には入りたくない…‼
でも、部屋には近藤さんと、土方さんと、沖田さんと私の四人だけ。
…つまり、何?
本当に私、一番隊に入るの?!
いやーーー‼
まだ死にたくないーーー‼
.
そして連れてこられた近藤さんの部屋。
勝手がわかっているのか土方さんは中から返事が返ってくるよりも前に襖に手をかけて開いた。
え?いくら昔馴染みだからと言ってそれで良いのか。
「おぉ、何回もすまないな、紫水君。」
勝手に入った土方さんに何も言わず、朗らかに笑顔を向けてくる近藤さん。
…良いのか、近藤さん…‼
「近藤さんはお人が良すぎるからね、土方さんの子供じみた暴挙なんて気にしないんだよ。」
私の隣には、いつの間にいたのかわからないが団子片手に土方さんを馬鹿にする沖田さんがいた。
え、なんで私の心の声が分かったんだ?
超能力者?
「てめっ、総司‼」
「こら、やめないか‼」
…うん、近藤さんも若干馬鹿にされてたのは気のせいだったんだろう。
うん、きっとそうだな。
「それで、紫水ちゃんの処遇、決まったんですよね?
どこに所属するんですか?
一番隊副隊長あたりですか?
または一番隊隊士?」
「なんでテメーはそこまで自分の隊に入れたがるんだよ。
副隊長なんて役職はねーだろうが。」
「紫水ちゃんのために作っちゃいましょうよ。
…それに、同じ隊だったら…
戦闘中に誤って斬り合いになってもなんら不思議はないですもん、ねー?紫水ちゃん?」
ねー?じゃないわ‼
こわい、やっぱこわい沖田さん‼
この人、私を本気で殺すつもりだ…‼
やっぱり一番隊には入りたくない…‼
でも、部屋には近藤さんと、土方さんと、沖田さんと私の四人だけ。
…つまり、何?
本当に私、一番隊に入るの?!
いやーーー‼
まだ死にたくないーーー‼
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