沖田さん強そう…
…まだ死にたくない。

「即答するなんて、ひどいなぁ
 いいじゃん、別に。
 平助ともやったんだから」


いやいや、それとこれとは話が違いますよね?

きらきらと眩しい笑顔で迫られても、やりたくないものはやりたくない。


私は、苦笑いをたたえながら断った。


「遠慮しときます。
 沖田さんとやったら殺されかねませんから」



冗談っぽく言ってみる


けど、言ってから後悔した




「くすっ
 大丈夫。さすがの僕でも竹刀で
 人は殺せないよ。
 
 
 殺すときは真剣でね?」


その瞬間
血の気がサアーと引いていくのが分かった。


い、今の顔は本気だ・・・!!


「あ、土方さんが
 呼んでる。 
 行こうか」



その後、沖田さんの後を
びくびくしながらついて行った。