新撰組(仮)

私はそのことに安堵のため息をついた。



「どうして、そう言い切れるのですか」


「…先代の先見の巫女がそう予知したんだ」


先代の先見の巫女



それは、私の母だ。



そのことに一瞬息が止まったが、すぐに持ち直した。



母の存在を出されただけで動揺しているなんて・・・

なんて情けない。



「しかし、いつそのことが起こるかまでは分からない。


 なんせ、予知したのは今から二十余年も前だ。


 さすがに、詳しい日取りまでは分からなかった」



「そうですか・・・」



二十年以上も前の話だ。

それが実際にあたるかは分からない。

だから、収まれ私の心臓!!


収める人が天皇に変わるってことは、国が大きく変わるってことで、もしかしたら今のように壬生浪のみんなと一緒にいられないかもしれない。


そう思うと、心臓の鼓動が早くなった。


大丈夫、大丈夫。

大丈夫だから・・・