新撰組(仮)

その時、ふと久佐波さんの言葉がよみがえった。



『未来を予知し、それが当たった。


 未来を予知できるのはとても良いことです。


 悪い方向に行くのを改善できますからね』




私の『先見の巫女』としての力があれば・・・



これからの困難を乗り越えられるかもしれない。





それから、部屋を出た私は自室に向かって歩いていた足をはたと止めた。




・・・どうすれば、先見の巫女の力が使えるんだろう?



今までは、なぜか知らないがいきなり力がつかえた


しかも、無意識のうちに。




だから、ふと思いとどまって足が止まってしまった。



先見の巫女の力があれば、山南さんを助けてあげられるかもしれないのに・・・


どうしよう・・・



私は廊下でうずくまってしまった。



今まで、どうやったら見えてたんだっけ・・・



平助さんのときは・・・


山南さんが、平助さんの容態を報告しているときに無意識に頭の中で理解してたし・・・


いや、理解というか声が聞こえただけなんだけど。