新撰組(仮)

「んっ・・・」



朝、光が目に入って瞼を開けた。



太陽が、高く出ていた。




今、何時!?


太陽があそこまであがってるってことはもう、正午くらいじゃ!?


やばい、さすがに2回目は怒られる!!


前にも1度だけ、私は寝坊して朝の稽古に遅刻してしまった。



その時は、稽古をいつもの5倍つけたら、罰は免除だったけど・・・


きっと、今回は、沖田さんみたいにこの屋敷の雑巾がけとかだよ・・・!




雑巾がけは嫌だー!
と、頭を抱えながら唸っていたら、くすくすと笑い声が聞こえた。




隣を見ると、沖田さんがお団子片手に笑っていた。




「沖田さん・・・?」


なにがそんなに面白いんだろうか。



「奏楽ちゃんの百面相って面白い・・・っ」



ついに我慢できなくなったのか、おなかを抱えて笑い出した。



そ、そんなに笑わなくても!!


って、そんなに私の顔、面白かったのかな・・・



そう思い、両手で頬を包んでみた。