新撰組(仮)

そう思っていると頭がくらっとしてよろけた。


「水野っ」



倒れそうになった体を土方さんが支えてくれた。




頭がくらくらして気持ち悪い・・・


さっきよりも体調が悪くなってとっさに手で額を抑えた。



ずっとこうしてもらっているわけにもいかないし、早く立ち上がらなきゃ・・・



そう思っても体調は悪化してゆくばかり。


どうしよう・・・






メヲ、トジテ・・・




不意に頭なかに声が響いた。


前にも聞いたことのある声だった。




メヲトジテ。


アタマニ、ウカブケシキ二、イシキヲ、シュウチュウサセテ




私は言われるがままに目を閉じた。


瞼の裏に見えたものに私は体を震わせた。




さ、山南さんが・・・


い、いやいや、そんなことない。