バーン


銃の音だ



「おかーさんー。いやだよ~死なないで~」





この子はこの間のユメの子!?




「ごめんね・・・美里・・・。」



そうだあの子は私・・・




「おか~さ~ん」



「おやおや~?ラッキー弾当たった」


「ヒック、ヒック・・あなた誰?」



「殺し屋の者です。君はこの女の愛娘の美里ちゃんだね」


コクッ



子どもの私がうなずく



「ほんとは見てた奴も殺さなきゃいけないんだけど君はまだ幼いから許してあげる」



子どもの私が憎しみを含めた顔で睨んでいる



「じゃっまたこっちの世界で会えたらいいね。近い将来でね・・・またね」




美里が拳を震わせている




そしてその目に光はなかった