「えっ…もっとあげるの?」 表情が曇る拓篤 「お兄ちゃん!!」 震えた声で、拓篤に抱き着く澪音 「薫!!もっ、ちょっとスピードを!!」 「よし!!上げるぜ!!」 アクセルを踏む薫 ポチっ…。 何かのボタンも押した。 すると……。 ゴゴゴゴゴ…。 ボッ…、ジュッボー。 バイクのエンジン部分から火が出た。 スピードがどんどん上がる。 「うあー!!落としてって言う意味だったのに~!!」 「キャー!!お兄ちゃん!!」